いくつかの移行作業を済ませた
短い間に魅かれるものが多くあり、ほぼ1か月それらの作業にかまけてしまった。
こういうとき、それまでの日課や本来すべきことも後回しになってしまいがちである。 それでも破綻していないのは家庭のおかげである。 ありがたい。 とはいえ、甘えすぎてはいけない。 区切りがついたとして、日常に戻りたい。
何をしたかを書き残しておく。
- 文体を整えた。
- このように、書くにあたっての哲学が変わっても、過ぎた記事はきりがないので触らないのがふつうに思われる。しかしながら、まだ記事が少なかったこともあり、手を入れた。
- 幽霊新聞の記事も、高校数学調律研究室の記事も書きなおした。
- Hugo のテンプレートを Clearity に変えた。
- 授業においてウェブサイトを活用することを見据えて、ライトモード(スクリーン投影)・ナイトモード(黒板投影)が選べるテンプレートを選んだ。
- デフォルトでは横幅が広すぎたり、英語を前提とした詰めたデザインにより日本語周りの処理が弱かったりしたため、思いのほか時間がかかった。よほどのことがないかぎり、もう変えまいと思うべきであろう。
- Typst で原稿が書ける環境を作った。
- Typst はプレビューがリアルタイムなので、資料を1枚に収めるべく調整するときに待たされずに済む。LaTeX では、このときのタイプセット待ち時間が長く、仕事を遅らせていた。
- 生徒目線で大きな違いがないように、これまでの LaTeX 原稿と似た出力ができるようになるか、いろいろと試みた。
- 授業の資料であれば無理なく使えそうである。ただ、論文出版などにあたっては、LaTeX でできていたいろいろなことができない面があり、無事に育っていくかはやや心配している。生き残るように広めることも大切な仕事のように感じる。
- 開発中止になったとしてもテキストファイルであり、テンプレートはほぼ共通なので、授業準備のたびに LaTeX に書きなおすことは現実的な作業であろう。そのときは、下書きが typst で LaTeX で清書だったと思うことにすればよい。
- Typst を念頭に高校数学調律研究室における LaTeX の記事を書きなおした。
- 技術的な記事は時代の流れに合わせて手直しする意味が大きいことを改めて感じる。
さて、幽霊新聞に書くべきことも多く溜まってしまった。今日から少しずつ書きだしてゆきたい。